まず「絶交階段」という響きの良さがとても印象に残った第2話でした。
これは女の子達の間で大流行しても仕方がない、みたいな。
それはそれとして「いろはがその存在は忘れてしまっていた大切な妹『環うい』の行方が気になるな……」と思いながら見ていたんですが、途中からそれどころじゃなくなりましたね!
序盤からあれだけ魔法少女が集まっていて戦力十分という感じだったのに、その余裕を一気に吹き飛ばすようなラストシーンだったのでメチャクチャびびりました!
いや、第2話はもうずっと不穏な空気が漂ってはいたんですけどね。
レナという新キャラが終始ギスギスした空気を作り出していましたし。
でも何となく「3話までは安心だろう……まどマギだし」なんて風にたかをくくっていたら、あの衝撃のラストですよ!
このシリーズは本当にホラー演出が上手いですね。
第2話を観終わってみて一番気になっているのは、あの「噂」について楽しそうに語る何者かの正体です。
あれっていったい誰が喋っているんでしょうね?
思い返せば第1話の冒頭から、噂話を囁くのはずっとあの少女達の声ででした。
その調子の良さというかリズムの良さに気を取られてあまり深く考えていませんでしたけど、もしかすると声の主達が噂話を流している悪役的存在なのかもしれません。
「魔法少女は神浜市に来れば救われるよ!」なんて話も何かの罠にしか思えてきました。
いろはを始め、主要人物達は皆その悪役達の餌食になるのではないかと心配です。
次回が「第3話」というのも物凄く不安を煽りますし、まだ序盤だというのにもう緊張感が高まってくる展開ですね。
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原作:Magica Quartet 作画:富士フジノ
見知らぬ少女が出てくる不思議な夢を見るきっかけとなった、“小さなキュゥべえ”を追って、「神浜市」にやってきた環いろは。この不思議な夢はなんなのか、何故自分は魔法少女になったのか、「神浜市」が抱える特異とはなんなのか―――。今、魔法少女の新たな物語が動き出す。